Windows

Windows Package Manager(winget)でよく使うアプリケーションをインストールする

はじめに

今回は最近メジャーバージョンがリリースされたばかりのWindows Package Managerを使って、普段僕が使用しているアプリケーションのインストールを行います。

この記事では、以下の内容について書いていきます。

  1. Windows Package Managerを使う方法
  2. Windows Package Managerのコマンド一覧
  3. Windows Package Managerでよく使うアプリケーションをインストールする
  4. Windows Package Managerを使うときに発生するエラーについて

基本的には、次の公式ドキュメントと公式ブログの内容を参考にします。

もくじ

Windows Package Managerを利用可能にする

Githubのリリースページから[[Microsoft.DesktopAppInstaller_8wekyb3d8bbwe.appxbundle]をダウンロードします。

現在最新版のv1.0.11692を利用します。(画像のバージョンは古いですが…。)

image-20210624211848984

PowerShell上で、[winget.exe install –id search APPNAME]などのコマンドの動作が確認できればOKです。

image-20210625135253926

winget のコマンド

現在のewingetで使えるコマンドは以下のものがあるようです。

コマンド概要
exportインストールされているパッケージのリストをエクスポートします。
features実験的な機能のステータスを表示します。
hashインストーラーのSHA256ハッシュを生成します。
importすべてのパッケージをファイルにインストールします。
install指定されたアプリケーションをインストールします。
listインストールされているパッケージを表示します。
searchアプリケーションを検索します。
settingsアプリケーションを検索します。
show指定したアプリケーションの詳細を表示します。
sourcewingetツールによってアクセスされるWindowsPackage Managerリポジトリを追加、削除、および更新します。
validateWindowsPackageManagerリポジトリに送信するマニフェストファイルを検証します。
uninstall指定されたパッケージをアンインストールします。
upgrade指定されたパッケージをアップグレードします。

アプリケーションをインストールする

というわけで、僕が普段使っているツールについて、wingetによるインストールを行いました。

wingetでインストールしているアプリケーションの一覧は以下のとおりです。

WEBブラウザ

  • Google Chrome
  • Firefox

開発ツール

  • VSCode
  • Visual Studio 2019 Community
  • Windows Terminal
  • Git
  • WSL Ubuntu
  • WSL Debian
  • Qemu
  • Wire Shark
  • Typora

コミュニケーションツール

  • Slack
  • Discord
  • ZOOM
  • LINE

その他

  • Spotify
  • OBS Studio
  • Acrobat
  • Power Toys

インストールスクリプト

上記のツールは次のスクリプトでインストールできます。

winget.exe install --id Google.Chrome
winget.exe install --id Mozilla.Firefox
winget.exe install --id SlackTechnologies.Slack
winget.exe install --id Discord.Discord
winget.exe install --id Zoom.Zoom
winget.exe install --id LINE.LINE
winget.exe install --id Canonical.Ubuntu
winget.exe install --id Debian.Debian
winget.exe install --id Typora.Typora
winget.exe install --id Microsoft.VisualStudioCode
winget.exe install --id Microsoft.VisualStudio.2019.Community
winget.exe install --id Microsoft.WindowsTerminal
winget.exe install --id Git.Git
winget.exe install --id Amazon.Kindle
winget.exe install --id Microsoft.PowerToys
winget.exe install --id WiresharkFoundation.Wireshark
winget.exe install --id Adobe.AdobeAcrobatReaderDC
winget.exe install --id SoftwareFreedomConservancy.QEMU
winget.exe install --id Spotify.Spotify
winget.exe install --id OBSProject.OBSStudio

現在のところ、Linuxのaptコマンドのように、複数のパッケージを1行でまとめてインストールすることはできず、一括インストールのためには[–import-file]オプションを用いてJSON形式で定義したインポートファイルを読み込む必要があります。

wingetでアプリケーションをインストールする際のトラブル

ハッシュの不一致

wingetによるインストールの際には、バージョンを指定しなければlatestとして扱われ、インストール時にはwingetが持っているマニフェストファイルと比較したハッシュ検証が行われます。

ここで、wingetが持っているマニフェストファイルと不整合が発生する場合がよくあるようです。

PS C:`Users`kash1064> winget.exe install --id Google.Chrome
見つかりました Google Chrome [Google.Chrome]
このアプリケーションは所有者からライセンス供与されます。
Microsoft はサードパーティのパッケージに対して責任を負わず、ライセンスも付与しません。
Downloading https://dl.google.com/edgedl/chrome/install/GoogleChromeStandaloneEnterprise64.msi
  ██████████████████████████████  75.2 MB / 75.2 MB
インストーラーのハッシュが一致しません; このチェックを無効にするには、--force を使用します

issueを見たところ、現在の仕様上このエラーが発生する場合があることは避けられないようです。

スクリプトによる自動化の安定性としては低そうですね。

Microsoftソフトストア版とのバージョン不整合

Microsoftストアで同一のアプリケーションをインストールしていると、以下の不整合エラーが発生する場合があります。

Microsoftストアでインストールしたアプリケーションをアンインストールすると解消されます。

image-20210625151009513

まとめ

メジャーバージョンがリリースされたWindows Package Managerによりアプリケーションのインストールを試してみました。

まだまだ課題は多そうですが、「Google検索→インストーラのダウンロード→インストール」という手順が不要で、コピペ一発でインストールしたいアプリケーションをインストールできるのはかなり便利だと思います。

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