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ITエンジニアに転職して2年経ったので振り返ってみた

2021年も3月になり、僕が異業種から いわゆるITエンジニアに転職してから丸2年が経ちました。
特に何かするつもりもなく、2年経ったことすら忘れていたのですが、「今こそポエムを書くべし」と天からお告げがありました。

そこで今回は、振り返りもかねて、IT業界に転職を決めたときのことや、転職してからのことを振り返ってみようと思います。

この記事を読んでくださる方がどのような経緯でアクセスしてくださったかわかりませんが、予め断っておきますと、僕自身は「IT エンジニアへの転職」を神聖化するような風潮には懐疑的です。
最近の SNS などを眺めていると、「転職」や「退学」などが賞賛される傾向にあることが感じ取れます。

しかし、簡単に転職してしまう僕のような人間より、最初から自分の適性を理解し、入社先の企業もリサーチした上で入社し、バリバリ活躍している方の方がよほど先見があり合理的だと思ってます。
そのため、僕自身は新卒1年目でさっさと転職してしまった身ですが、キャリアアップにつながらない安易な転職には否定的な立場です。

そんな僕がなぜ転職をすることになったのか、また実際に転職してみてどうだったのか、この記事で振り返っていこうと思います。

もくじ

  1. 自己紹介
  2. 転職活動の記録
  3. 異業種から ITエンジニアに転職してみて感じたメリット
  4. エンジニア 3年目になって感じること
  5. まとめ

自己紹介

はじめに、自己紹介もかねて転職前後の状況を書いていこうと思います。

僕はこの記事を書いてる時点で 25歳で、いわゆる社会人歴としては 4年目に差しかかったところです。

大学は地方の中堅国立卒で、農学を専攻してました。
(あまり真面目な方ではなかったので専門的な知識はほとんどありません。)

普段の活動とかは割愛するので、 Twitterや Githubページなどをご覧いただければと思います。

Twitter: @yuki_kashiwaba
Ghithub: kash1064

1. 現在について
現在の職種としては ITエンジニアですが、開発やコンサルではなく、ソフトウェアベンダーでテクニカルサポートをやってます。

趣味は個人開発や競技プログラミング、それとハッキングです。
※HackTheBoxという合法的にハッキングができるサービスを使ってます。

好きな言語は Pythonと C++、あとは C#です。
個人開発は、プログラミングを始めたころは WEB アプリケーションをメインでやってましたが、最近は OS の自作などを勉強中です。

今後の目標としては、セキュリティ系の知識と実装力を身に着けつつ、CSの分野などを学んでいきたいと考えています。

2. 転職前について
今の会社に転職する前は、新卒で入社した大手BtoC企業の総合職でした。
文系の新卒就職先ランキングでは毎年 2桁以内には入る程度には人気の会社でしたので、待遇はそこまで悪くありませんでした。
※ 簡単に特定可能なので、前職に迷惑がかからぬよう若干フェイク入れてます。

日系の大手企業よろしく、当然のように全国転勤ありだったので当時は都内まで 新幹線使って 4、5時間程度かかる場所に住んでいました。

近所にスタバくらいしか店がなかったこともあり、仕事以外の時間はずっと自宅かカフェで PCを触ってました。
この環境が ITにハマるきっかけになったことは間違いないと思います。

こちらの記事は、転職活動を始める直前くらいに書いた記事ですが、改めて見返してみると当時は WEB系の技術に偏った勉強をしていたようです。
2年ちょっとの間に、趣味の方向性も結構大きく変わっているので驚きです。

転職活動の記録

こちらについては、本記事の主題ではないので、簡単にまとめる程度にしておきます。
転職活動をしていた当時のログに詳細が書かれていましたので、そこからいくつか抜粋していきます。

そもそも「IT エンジニアになるぞ!」と思い立ったきっかけは、一言で言えばプログラミングにハマったからです。
転職を決意する前は、何とか社内の情シスなどに異動ができないか希望を出したり相談したりしていましたが、当然入社数か月の人間の希望が通るはずもなく撃沈しました。

そのまま数年働きつつ、異動の機会が回ってくるのを待つ手もあったのですが、短い人生、「耐える」だけの数年間を過ごす選択はできませんでした。

しかしながら、冒頭にも書いたとおり、僕自身はキャリアアップにつながらない安易な転職には否定的な立場です。
後述しますが、現状への不満ありきで転職を決めてしまった結果、明らかに以前より苦しい状況になった友人も見ています。

僕自身、できることなら新卒の時点で自分の適性とマッチした会社に就職できるのが一番だったと思っています。

とはいえ、当時の僕は転職すること自体は決心してしまっていたため、転職に関して次のようなゴールを設定していました。
今の職種はそもそも開発じゃないので 4番には該当しないですが、当時設定したゴールについては概ね満たしてます。

1. 自社開発のBtoCサービスを開発している企業
2. 年収は額面で350万円以上
3. 転職時期は今年の11月〜2月
4. 開発言語は、PythonかJavaかC#。PHPかSwiftもあり
5. 勤務地は東京で、私服可、家賃補助があるととても嬉しい

Javaとか Swiftとか、当時はほとんど書いたことなかったはずなのになぜ挙げてるのかと思ったのですが、スマホアプリの開発職を視野に入れてたっぽいです。
確かにうろ覚えですが、当時はスマホアプリ開発者の方が全体的に待遇がよかったように記憶しています。

転職状況についてのログもあったので結果だけ記載しておきます。

・エントリー企業:9社
・内定:5社
・選考辞退:2社
・不採用:2社

エントリー企業が少ないのは、地方勤務だったために、休みの合間を縫って上京して面接を受けていたためです。
正直転職活動で一番面倒だったのはこのスケジュール調整の手間でした。

可能な限り同じ日に面接するため、2、3社の面接を一日に詰め込んで受験し、夜行バスで帰って朝から仕事、みたいな生活をしてました。
今だったらリモート面接が普及していそうなので、もっと楽にできそうですね。

異業種から ITエンジニアに転職してみて感じたメリット

次は、実際に異業種から ITエンジニアに転職してみて感じたメリットです。

転職前によく目にしていた「ITエンジニアに転職しよう!」みたいな広告でアピールされていた項目と比較しつつ書いていきます。
広告などでは、次のような話をよく目にしていました。

1. ITエンジニアは高収入!
2.リモートワークやフレックス勤務で自由な働き方!
3.私服勤務でリラックス!
4.フリーランスで未経験からイッセンマン!

「1. ITエンジニアは高収入!」については、正直会社による気がします。
ただ、 ITエンジニアでも高収入を得ているのは能力や経験のある人ですし、能力や経験のある人が高収入を得られるのは何の業種でも同じかなとおもいます。

ちなみに僕の会社では基本的に ITエンジニアよりインセンティブのある営業の方が給料がずっと高いです。
サラリーマンとして高収入を得たいなら、コンサルや証券マン、敏腕営業を目指した方が効率的な気はします。

なお、今年の頭に、年収 600万だった鉄道運転手の方が、プログラマに転職したら年収が半減した話がバズってましたが、これが現実だと思います。

「人生終わる。絶対にやめるな」運転士を辞め、返金保証付きのプログラミングスクールからSESにブチ込まれて後悔している話 -
Togetter

実際僕が転職活動をした時に見た、未経験者向けの求人の大半は 年収が 250~300万程度でした。
僕は最低ラインを 350万に設定していましたが、そもそも求人に書いてある年収が 350万以上のもの自体がほとんどなく、エントリーの段階で非常に苦労したことを覚えています。

2年たった今でも、生活に困らない程度の収入はありますが、大学時代の友人などでコンサルなどの高給取りになった人の年収自慢と比べると、「まぁこんなもんか」といった程度のレベルです。

次に「2.リモートワークやフレックス勤務で自由な働き方!」ですが、これは本当にその通りだと思います。
まず何より感じたことは、余計なストレスが少ないです。

これは僕個人の適性の話ですが、日々不特定多数の顧客と対面のコミュニケーションを取る必要がないというのは非常に快適でした。
また、これは会社によるかと思いますが、社内の政治や、誰と誰が不仲だとか、そういったことに配慮する必要が少なくなったのもストレスフリーでした。

他には、シンプルに休日が増えたことで、生活にゆとりが生まれました。
前職は年間休日が 120日程度だったのですが、転職してからはカレンダー勤務&ちゃんと有給が取れるので、大体 150日くらいに増えました。

年間通して 1か月も休日の日数が増えたというのは正直驚きでした。
この点だけでも、転職して本当によかったと感じました。
(この辺は新卒で受けたときにちゃんと比較計算しておけばよかったと反省してます)

他には、よく ITエンジニア転職のメリットとして挙げられているフレックスも非常に自分にあっていました。
フレックスなら、忙しいタイミングで残業した分、暇なときに早く帰ったり遅く出勤することで帳尻を合わせられます。

僕はゴリゴリのゆとり世代なこともあり、可能な限り残業はしたくなかったので、フレックス制度は非常に使い勝手がよかったです。
Covid-19が広まってからは、実質フルリモートになり、快適さに拍車がかかりました。

「3.私服勤務でリラックス!」については、まぁそうですよね、って感じです。
この 2年間でスーツを着たのは、ほんとに入社後の数回だけです。

今年に至っては Covid-19の影響もあり、クローゼットから出してすらいません。

「4.フリーランスで未経験からイッセンマン!」はフリーランスじゃないですし身近にもいないのでわかりません。
ただ、前述のとおり、スキルの低い ITエンジニアの大半は低年収です。

それがフリーランスになった途端に高年収になるなんてうまい話があるのかは知りませんが、営業力とか詐欺スキルとかがあればできるのかもしれませんね。

ITエンジニア 3年目になって感じること

さて、ここからは、IT業界に入って丸2年経って感じることについて書いていきます。
この2年間は、予想以上にあっという間でした。

知識の面では、入社前には基本情報技術者すら持っていなかったレベルから、基本、応用と取得し、昨年には情報処理安全確保支援士も取得することができました。

丸2年経ってようやくスタートラインに立てたような気がします。
ただ、2年前に転職したときもスタートラインに立ったような気がしたので、もしかしたら永遠にスタートラインにいるのかもしれませんが…。

一方で、最近よく感じるようになったことは、専門性が低いことに対するコンプレックスです。
プログラミングやセキュリティを趣味としてやってますが、最近何をやっていても「素人の趣味レベル」から抜け出せないことに苛立ちを感じています。

転職前後で最も大きな違いは、「IT技術を学ぶこと」が趣味から仕事に切り替わった点だと思います。
言い換えると、今後のキャリアを考えていく上で、何らかの領域での専門性が求められるようになりました。

僕自身は、今後どんなキャリアを目指していくか、現時点ではあまり具体的な目標は持っていません。
サイバーセキュリティに関わっていきたいというモチベーションはあるものの、それがリサーチャーなのか、SOC アナリストなのか、脆弱性診断士なのか、それとももっと別のロールなのか、決めかねています。

どんなキャリアを積むにせよ、今後求められていくのは専門性の高さだと思います。
一方で、現状その専門性を磨けていない自分自身に焦りを感じています。

世の中には僕より歳下で遥かに高いレベルの人がたくさんいます。
そんな中で、自分が好きで取り組んでいることですら、満足いく成果が出せないことが悔しいです。

確かに、僕自身はまだ IT業界に入って3年目ですし、学生の頃からCSを学んでいたわけでもない新米です。
しかし、このまま何年か経ったときに、楽しいだけでは取り組めなくなってしまうことが怖いと感じています。

まとめ

途中から何を書きたいのかはっきりしない記事になってしまいましたが、この2年間を振り返ると、転職してよかったと心から感じています。
一方で、「これから」の数年、数十年を考えたときに、いつまでもスタートラインの上には居続けられない焦りも感じています。

これからどんな人生になるかは、自分の頑張り次第ですね。

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