Microsoft謹製のターミナルソフト、WindowsTerminalに待望の垂直・水平タブ機能が実装されました!
WindowsTerminalは、下記の記事で紹介したとおり、非常に便利な一方で、垂直・水平タブ機能がなく、使い勝手はもう一歩というところでした。
しかし今回垂直・水平タブ機能が実装されたことによって、格段に使いやすさが増しています。
リリースの詳細は公式リリースノートに書かれていますが、相変わらず英語のみで設定方法が分かりにくいので、こちらの記事にまとめます。
もくじ
WindowsTerminalのキーバインド設定方法
キーバインドの設定方法は非常に簡単です。
まず、WindowsTerminalを開き、下記画像の赤い丸で囲まれた[Settings]をクリックして、profiles.jsonを開きます。

初期設定の状態だと、[keybindings]以下が空欄になっているはずなので、下記のサンプルの用にJSON形式で設定を記述し、保存します。
// Add any keybinding overrides to this array. // To unbind a default keybinding, set the command to "unbound" "keybindings": [ {"command": "splitHorizontal","keys": ["alt+h"]}, {"command": "splitVertical","keys": ["alt+v"]}, {"command": "newTab","keys": ["ctrl+t"]}, {"command": "paste","keys": ["ctrl+v"]}, {"command": "closeTab","keys": ["ctrl+w"]} ]
上記の例では、
・[alt+h]に水平タブ分割
・[alt]に垂直タブ分割
・[ctrl+t]にタブ複製
・[ctrl+v]にペースト
・[ctrl+w]にタブクローズ
を割り当てています。
最後の行のカンマを入れてしまうと、設定エラーになるので注意してください。
水平タブ・垂直タブ分割の設定も、上記の例を参照して自由に変更してください。
他の設定キーに関しては、こちらにわかりやすくまとめられています。
まとめ
いかがでしたか?
数行の設定を変更するだけで、簡単に自分好みのキーバインドを設定して使いやすくすることができます。
WindowsTerminalはまだPreview版なので、今後も多くのバージョンアップが期待できそうですね!