先日たまたま「Julia」という新しいプログラミング言語の存在を知って興味を持ったので、概要をまとめておきます。
プログラミング言語「Julia」とは、PythonやRubyのような動的スクリプト言語でありながら、C言語に迫る処理速度を発揮するという新しいプログラミング言語だそうです。
もくじ
Juliaの特徴
「Julia」がどのような目的のもと生まれた言語かについては、開発者の言葉を一部引用します。
・自由なライセンスを備えたオープンソースの言語
Why We Created Julia
・Rubyのように動的
・Cの速度
・Lispのような真のマクロ
・Matlabのような馴染みのある数学表記
・Pythonのように汎用的
・Rのように統計計算が容易
・Perlのような文字列処理
・Matlabのような線形代数の強力さ
・シェルのようなプログラムの接着に優れたもの
要するにあれこれ欲張った言語ということですね。
特に個人的に気に入ったのが、計算式が数学表記で書けるところです。
例えばこんな感じ。
算術式 Python: 3*x+2 Julia: 3x+2 論理式 Python: 1 < A && A < 10 Julia: 1 < A < 10
計算式や論理式が馴染みのある記法で書けると、直感的に理解できるのでコード読むのも楽になりそうですね。
他にも、行列式をより見やすく記述できたり、変数を文字列内に直接埋め込めたり、素敵な機能が詰まってます。
詳しくはこちらの記事にわかりやすくまとめられていますので、ぜひ読んでみてください。
Juliaという速くて書きやすい言語をちょっとだけ覗いてみたんだが、なにやらワクワクするものがあったので報告しようと思う
まとめ
かなりざっくりと「Julia」についてまとめました。
機械学習やデータ分析のブームはいまだ続いていますが、今後は「Julia」がPythonやR以上の選択肢になっていくかもしれませんね。
僕もキャッチアップはしていこうと思います。
参考
Juliaという速くて書きやすい言語をちょっとだけ覗いてみたんだが、なにやらワクワクするものがあったので報告しようと思う