先日の応用情報技術者試験に合格したので、合格のコツや勉強方法をまとめておきます。
採点は、
午前75%
午後75%
でした。
もくじ
合格までの勉強時間
応用情報の勉強のために使った時間は70時間程度でした。
しかし、もちろん70時間程度の勉強で合格できるような資格ではありません。
僕の場合は、応用情報技術者試験の一つ前のステップの基本情報技術者試験に合格していたため、かなりショートカットできました。
基本情報技術者試験の勉強も含めた、トータルの勉強時間で言えば400時間くらいです。
僕は文系卒で、新卒では非IT業界に就職した人間です。
なので、0から応用情報に合格するには大体400時間くらいかかると考えてもらえばいいでしょう。
応用情報合格までにかかる時間については、こちらの掲示板にも500時間程度と書かれてました。
僕の実体験から考えても、かなり信ぴょう性のある数字かと思います。
これから勉強を始める人はぜひ参考にしてください。
応用情報試験におすすめのテキスト
応用情報試験のテキストはいろいろありますが、後述の理由から過去問が最高のテキストになるので、正直どれを選んでも大差ありません。
本屋でページをめくってみて、一番気に入ったものを選んでください。
しいて何かおすすめするとしたら、こちらのキタミ式がいいと思います。
デザインがきれいで見やすいうえに、他のテキストと比べても結構内容が充実してます。
午前問題合格のポイント
さて、午前問題の合格のポイントについてまとめていきます。
午前問題の合格のポイントは非常にシンプルで、一言で言うと『過去問を解け』という感じです。
正確に言うと、5~6年前のものをやりこんでおくといいでしょう。
なぜなら、応用情報の午前問題の半分は、『過去問題の使いまわし』だからです。
使いまわしというのは、似た問題という意味ではなく、問題文から選択肢まで全く同じ問題ということです。
特に、5~6年前の問題が使われる傾向があるそうです。
実際に僕が受けた令和元年(平成30年)秋試験も、平成25年に出題された問題が結構でてきました。
リアルに『あ!これゼミでやった問題だ!!』状態を体験できました笑
というわけで、応用情報試験の午前試験に合格する方法として、僕は『過去問』をおすすめしてます。
ただし、過去問を一度解いてみて、5割くらいは正解できないレベルだとあまり効果がありません。
その場合は、テキストを1~2周して基礎を固めておきましょう。
午後問題合格のポイント
応用情報試験の午後問題は、正直基本情報技術者試験の午後問題より簡単でした。
実際、今回の試験を受験するにあたり、午後問題の対策に要した時間は数時間程度でした。
応用情報試験午後問題は、知識や技術力というより、むしろ処理能力と読解力を問う問題が多いです。
基本情報の午後試験では、ある程度勉強しないと得点できないアルゴリズムやプログラミングが必須でした。
一方、応用情報試験問題は解きやすい問題を素早く見抜く処理能力と、問題文から正確に回答を抜き出す読解力があれば、あまり勉強をしなくても合格点をとることができます。
もし勉強するとしたら、まず唯一の必須問題のセキュリティに注力しましょう。
セキュリティは毎年必ず攻撃手法に関する知識問題が入ってくるので、勉強が必要です。
また、セキュリティ分野の問題は全体的にレベルが高くないので、少し勉強すれば安定して高得点を取れます。
最初のセキュリティ分野で満点を取れれば、合格が大きく近づくこと間違いなしです!
まとめ
応用情報技術者試験を受けてみて、基本情報技術者試験を受けたときの方が大変だったなぁと感じました。
特に僕のような文系卒の非エンジニアにとっては、読解力だけでは突破できない基本情報の方が難易度が高く感じました。
もしもプログラミングやアルゴリズムに苦手意識のある方は、基本情報より先に応用情報を受けてみてもいいかもしれませんね。