3日程前に、VSCodeにJavaの開発環境をするツールがマイクロソフトから公開されました!
僕も以前こちらの記事で書いたように、これまでのVSCodeでのJavaの環境構築は正直かなり面倒でした。
ですが、今回公開されたプログラムによって、VSCodeでJavaの開発環境をワンクリックで作れるようになりました。
しかも、クリーンインストール機能はもちろん、既存のVSCodeや拡張機能、JDK環境などがすでにある場合にはそれを検知し、最新の安定版によるJava環境を追加することもできるそうです!
非常に簡単で感動したのですが、日本語で書かれた使い方の記事がなかったので、今回はHello Worldを出力するまでの方法を紹介します。
やり方は、安心と安定の公式ドキュメントを参考に進めていきます。
もくじ
まずはインストール
あなたのPCにJavaが入っていてもいなくても、まずはここから実行ファイルをインストールしましょう。
Visual Studio Code Installer for Java
実行ファイルを起動すれば、あとは数クリックでインストールが完了です!
これで準備は完了です!
驚くくらい簡単ですよね。
JavaExtensionPackをインストール!
これはすでに入ってたら不要です。
左側のExtensionsをクリックして、Javaと検索してみましょう。

JavaExtensionには以下の機能が含まれてます。
・Javaのサポート
・Javaのデバッガ
・Javaのテスト実行プログラム
・Maven for Java
・Java Dependency Viewer
サクッとインストールができたら、さっそくHelloWorldを動かしてみましょう。
HelloWorldプログラムの実行
さて、いよいよプログラムを動かしていきます。
まずはJavaのコードを置くフォルダをVSCodeで開きましょう。
そこにHello.javaというファイルを作って、以下のコードをコピペしましょう。
class Hello{ public static void main(String[] args){ System.out.println("Hello World!"); } }
VScodeで、Hello.javaを開くと、自動的にJavaのLanguageServerが起動します。

ここでファイアウォールの通知が出るかもしれませんが、許可してあげましょう。
これでJavaを動かす準備ができました!
F5キーを押すか、ソースコード上のRunボタンをクリックしてください。
自動でコンパイルされ、コンソールにHelloWorldと表示されます。
あっという間にJavaの開発環境が整いました。

まとめ
最近のMicrosoftは本当にすごいですね。
もしかしたらWindowsを開発機の第一選択肢にしたいと思っているのかもしれません。
実際WSL2やPythonの公式アプリなど、これまで避けてきたWindowsが非常に魅力的な選択肢の一つになってます。
公式のドキュメントを見ると、もっと複雑な開発環境もVSCodeで構築可能とのことです。
ぜひ使ってみてください。