Ubuntuの方向キーをVimライクに設定する方法についての備忘録です。
無変換キー+hjklのキーを方向キーとして使えるように設定しました。
ちなみに使用OSはUbuntu18.10です。
もくじ
設定方法
設定は次の3ステップで済みます。
・Xmodmapの編集
・設定の反映
・bash_profileの編集
一つずつ見ていきましょう。
Xmodmapの編集
まずはHOMEディレクトリ直下に.Xmodmapファイルを作成し、以下のように入力します。
clear Lock remove Control = Mode_switch keycode 102 = Mode_switch keycode 43 = h H Left Left keycode 44 = j J Down Down keycode 45 = k K Up Up keycode 46 = l L Right Right
詳しくは書きませんが、hjklのそれぞれのキーと無変換のキーが同時に押されたときに方向キーと同じ動作をするように指定しています。
さて、次は設定を反映させていきます。
設定の反映
設定の反映はxmodmapコマンドで完了します。
sudo xmodmap ~/.Xmodmap
ただ、これだけでは再起動したときにまたもとの設定に戻ってしまいます。
毎回このコマンドを打つのは面倒なので、最後にbash_profileを編集して、キーの設定が毎回反映されるようにしましょう。
bash_profileの設定
bash_profileは、bashrcと似ていますが、起動時に一度だけ読み込まれるファイルのようです。
ちなみにbashrcは、何度も読み込まれます。
キーの設定は一度だけでいいので、profileの方に書いておきます。
HOMEディレクトリ直下に.bash_profileを作成し、次の一文を書き込みましょう。
xmodmap ~/.Xmodmap
これでVimライクに方向キーを使える幸せな環境があなたのものです。