今回は僕がメインで使っているUbuntu18.04でKindle電子書籍を読めるようにした方法をまとめておきます。
方法としては、Wineを使ってKindle for PCをインストールしただけです。
本当はKindleブラウザで読めれば一番だったのですが、僕の読みたかった技術書の大半はブラウザでは読めませんでした。
本来なら記事化する程のことでもないのですが、少しハマった部分もあったので備忘録として残しておきます。
もくじ
Wineをインストール
Wineとは、Ubuntu上でWindowsアプリを動かせるようにするためのアプリケーションです。
あまり詳しくはないのですが、仮想化に近い仕組みなのでしょうか?
KindleのデスクトップアプリはUbuntu上では動かないので、Wineを導入した上でWindows版のKindleをインストールしていきます。
インストール方法については、わかりやすく書かれているサイトがあるので、リンクを貼っておきます。
インストールはとても簡単でした。
バージョンによって若干方法が異なるようなので、そこだけ注意が必要です。
Install Wine on Ubuntu 18.04 Bionic Beaver Linux
Ubuntu 18.04にWineをインストールし、文字化け(アルファベットが豆腐)を解消する
基本的には、上の二つのサイトを参考にすればインストールから文字化けの解消まで完了すると思います。
Kindle for PCをWineでインストール
本来であれば、Windows版Kindleを普通にダウンロードしてきて、Wineで起動すればOK!なはずなのですが、ここがちょっとしたハマりポイントでした。
残念なことに、この記事を書いている2018年12月の時点では、WineはKindleの最新バージョンに対応していないのです。
というわけで、過去バージョンのKindleをダウンロードする必要があります。
僕はこちらのサイトから過去バージョンをインストールしました。
参考にしたサイトはこちらです。
ubuntuにKindle for PCをインストールする方法
もしかしたらそのうちWineがバージョンアップされれば、普通に最新版のKindleを使えるようになるかもしれませんね。
もしも最新版で起動しなければ試してみてください。
文字化けの解消
さて、この辺はおまけです。
別に文字化けは直さなくてもKindleは使えました。
Windowsアプリで使用しているマイクロソフト系のフォントはUbuntuには入っていないようなので、Ubuntuのフォントで置き換える必要があります。
やりかたは上記の参考サイトに書いてあります。
無事に置き換えが完了したら、文字化けが解消されます。
まとめ
そんなわけで、UbuntuでもKindleが読めるようになりました。
ついにUbuntuでもKindleを読めるようになった…!
Linuxなんでもできるな!! pic.twitter.com/PVUAILv5TM— カシワバユキ (@yuki_kashiwaba) 2018年12月24日
技術書なんかはPCで開きながら作業したい時もあるので、これはとても助かりますね。
参考
・WEB
Install Wine on Ubuntu 18.04 Bionic Beaver Linux
[…] Ubuntu18.04でKindleを読む方法apt の「壊れた変更禁止パッケージ」への対処方法winetricksによるWineの文字化け(アルファベットが豆腐)を解消Ubuntuでもkindle本を読む方法 […]